結核予防普及啓発事業
公益財団法人結核予防会の長崎県支部として、結核や肺がんなど胸の病気をなくすための普及啓発活動を行っています。
- パンフレット、ポスターの配布
- パネルなどの資材貸し出し
- 複十字シール運動の実施
複十字シール運動
結核とは、明治時代から昭和20年代までの永い間、「国民病」「亡国病」として恐れられており、死亡原因の第一位でした。現在では、医療や生活水準の向上により、薬を飲めば完治できる時代になりましたが、過去の病気ではありません。今でも、1年間に約1万人の新しい患者が発生し、年間約1,000人以上が命を落としている日本の重大な感染症です。
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複十字シール運動とは、結核や肺がんなど胸の病気をなくすため100年近く続いている世界共通の募金活動です。この運動は、結核がヨーロッパで猛威を振るっていた20世紀初頭、一人のデンマーク人の発想から始まりました。郵便局員であったホルベル氏は、「郵便物に貼るシールを作り、その収益金で結核の子どもたちを救うことはできないか」と思いつきました。1904年デンマークで世界初のクリスマスシールが発行され、7年後に120床の小児結核療養所が完成しました。1907年には、アメリカでも運動が始まり、現在では、世界各国で行われる募金活動へと発展しています。
複十字シールには、世界中の人々の健康を願う気持ちが込められています。募金して下さった方に複十字シールを差し上げ、それを使うことで結核予防思想の一翼を担っていただくというものです。
皆様からお寄せいただいた募金は、結核予防の普及啓発活動・開発途上国への結核対策支援などに大きく役立っています。
複十字シール運動 | 期間:毎年8月1日~12月31日 |
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結核・呼吸器感染症予防週間 | 期間:毎年9月24日~9月30日 |
複十字シール募金方法
- 当事業団総務課で受け付けております。TEL:0957-43-7131
振込手数料無料の振込用紙と複十字シールをご郵送いたします。 - 運動期間外でも受け付けております。
- 結核・呼吸器感染症予防週間(9月24日~9月30日)に全国一斉複十字シール運動街頭キャンペーンで募金活動を行っております。※日時・場所は毎年異なりますので、お問い合わせ下さい。
がん予防普及啓発事業
公益財団法人日本対がん協会の長崎県支部として、がん予防についての正しい知識と早期発見・早期治療の普及活動を行っています。
- パンフレット、チラシ、ポスターなどの配布
- パネル、DVDなどの資材貸し出し
- がん征圧運動の実施、ピンクリボン活動への協力
- 「リレーフォーライフ」への協力
がん征圧運動
がん征圧運動は、がんに関する知識の普及・調査研究を実施するための資金造成の目的で、日本対がん協会各支部で実施している運動です。皆様からの会員会費・寄付金は、がん予防および治療と健康に関する教材の購入、学術調査・研究などに役立てられています。
がん征圧月間 | 期間:毎年9月1日~9月30日 |
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会員へのご加入方法
- 当事業団総務課で随時受け付けております。TEL:0957-43-7131
- 会員費は、下記の通りです。会員の方には、日本対がん協会発行の対がん協会報を送付いたします。
会員費
個人会員 | 1口 1,000円 |
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法人会員 | 1口 10,000円 |
※1口以上何口でも制限はありません。
ピンクリボン活動
ピンクリボンは、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」との願いを込めて作ったリボンからスタートした、乳がん啓蒙運動のシンボルマークであり乳がんに対する理解と支援のシンボルです。
当事業団は、ピンクリボン活動への協力を行っております。
詳しくは、ピンクリボンながさきをご覧ください。